しかし、注意点があります。
用途がとてもむずかしいという事です。
電子ブックリーダーとしては優秀だと思います。
簡易ワープロであったり、メモとしては使いにくい場合が多いです。
手書き等はまぁまぁ使えるはずですが、キーボードのサイズが更にシビアになる事が想定されます。
写真等のビューワーとしては中々です。
但し、解像度がiPad2と同様というのはいささか残念です。
それでも、画面サイズが小さい分、ドットの密度が高い為、高精細に見えるでしょう。
アプリに関しては、軽度のアプリは問題ありませんが、先々を考えると、通常のiPadの方が性能が高い分、長い間使える事でしょう。
iPadminiは、性能以上にサイズという武器があり、それを有効に使える方であればお薦めできます。
特に小さい方が良い、と考えている方以外は通常のiPadの方がお薦めだったります。
さて、今回の発表ですが、iPadminiで大盛り上がりでしたが、自分達は違いました。
何より、iMacに驚きが隠せませんでした。
確かに、今のCPUは発熱量の低下が進み、一昔前のノートパソコンより低かったりします。
ディスプレイもiPhone5を見ればわかるとおり、スリム化する技術が確立されてきました。
薄くする下地は十分できていた訳です。
この薄さで、このデザイン性、そして性能。
これを日本のコンピューターメーカーがなんとかできるのでしょうか?
そして、Windowsはテレビ・チューナーであったり、その他多数の機能をつけなければ競争力を維持できない体制を作り上げてきました。
この限界に近い薄さを模倣し、搭載できるのかが楽しみです。
多分、モバイル向けのCPUを使って、もっと基盤を小さいモノが使えるようにし、性能犠牲で詰め込むとは思いますが。
iMacも半分は中身はノートパソコンみたいなものですしね。
今回の革命はipadminiではありません、iPadminiはただのラインナップの増加でしかなく、7インチクラスのタブレットはAndroidですでに一つのジャンルとして存在しています。
そこに切り込んだだけでしかありません。
しかし、今回のiMacは違います。
コンピューターのあるライフスタイルをまた一つステップアップさせられると考えています。
これから、1年2年でiMacのような薄いパソコンが出回り、この薄さを生かした新しい「家電全体の在り方」が問われる日がやってくると思います。
このiMac、例えばなのですが、軽い分、アームで吊れます。
アームで吊り上げていれば、使いたい時に目前に持ってくればいい、それ以外の時は邪魔にならない位置まで上げておけばいいことになります。
壁に埋め込む事もできるでしょう。
もっと言えば、iMacを机に埋め込み、必要なときにせり上げるなんて芸当も可能でしょう。
この薄さは、学習机の椅子が入るスペースの引き出しほどの厚みもないからです。
今はまだ、予想されていたiPad miniで盛り上がっているでしょうが、冷静になった頃に、このiMacのすごさが認識されるのではないかと思います。
今でもすごいことを認識していらっしゃる方は多いとおもいます。
薄いパソコンは確かに既にありますし、例えば、surface等も薄いパソコンです。
ノートであり、タブレットでもある。
しかし、これはタブレットにキーボードをつけただけとも言えます。
言うなれば、薄いのは当たり前なのです。
デスクトップに極限の薄さを求めた。
これに価値があるのです。
繰り返しますが、今回の発表で最もセンセーショナルだったのは、iMac、自分はそう断じたいと思います。
Retina化はしませんでしたが、使用距離から、まだ搭載しきれなかったのでしょう。
金額の問題もまだあるでしょうし。
こんだけiMacがどうとかいいつつも、多分iPadmini買うんでしょうけd

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