2012年09月28日

D800用バッテリーグリップMB-D12互換品レビュー(追記有り)

最近買った写真機材で、以前レビューすると言っていましたMB-D12互換バッテリーグリップについてです。

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IMG_0257 posted by (C)Dei


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IMG_0258 posted by (C)Dei






Amazonにて7月末に購入しており、1ヶ月ちょい使った感じでお話させてもらいます。


まず、金額ですが、現在、Amazonでは7000円ほど。


純正が2万円台中盤といったところです。




大きな違いは純正はマグネシウム合金製で、互換はプラスチック製というところになります。


純正も触らせてもらいましたが、質感の差は、塗装をされている事もあり、若干、温度が違うというところで、スペック差で重量が若干、純正の方が重たいようですが、感じられませんでした。

バッテリーが入ってたのでわからなかっただけかもしれませんが。


実際に、安定感も悪くなく、縦位置撮影にも支障はありません。

後でレビューしようと思っていますが、タムロンのA007(24-70,F2.8)をつけると、レンズの重量からカメラ本体が下をむいてしまう状況から改善され、安定して持てます。

さすがに70-200等ではダメでしょうが、手持ちで普通にスナップ等をするレンズを使う分には、A007は重たい部類なので、安定感は本当に増します。


バッテリーグリップの中でも、装着時にバッテリー室に差し込むタイプと外装部に端子があるタイプの二通りがありますが、MB-D12は外装部に端子があるタイプの為、簡単に取りはずしができ、本体のバッテリー室にはバッテリーが入っている為、邪魔になるポイントではカバンにバッテリーグリップをしまうだけですぐに撮影ができるので、取り回しの良さは抜群です。


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IMG_0259 posted by (C)Dei



バッテリー室に突っ込むタイプだと、どうしてもバッテリー室のカバーを付け直したりと一手間あるものです。


実際、D800のバッテリー持ちはかなりのモノですので、その上バッテリーグリップをつけたら、散歩だったら数日分はバッテリーの充電いらずと言う感じになりました。


弱点としては、とんでもない威圧感でしょうか・・・。


実際に比べた訳ではありませんが、見た感じでD4等のフラグシップモデルより大きめになります。
接合部分の都合でしょう。

それに大三元であったり、A007のような大型レンズをつけて向けられたら緊張するかもしれませんね。


どちらにしろ、3万円近い金額で純正を買うとなると、結構な出費ですので、そこまで使わない、あった方が嬉しいかな、という程度であれば互換で十分行けます。

当然、電池利用等で連射速度等も上がるようですが、連射撮りをあまりしないので恩恵がないのですけども。


皆さんも是非、興味があったら購入してみてくださいね。

なんとなく、でかい!というだけですごい機種を持っている気分になれます。

D800は当然すごい機種なのですが。






不要かもしれませんが、一応、スイッチ類は、縦位置用シャッターボタン・前面/背面にダイヤルが1個づつ、AF点選択/メニュー操作用ジョグダイヤル・AF-ONボタンとひと通り揃っています。

電池用バッテリーボックスも付属しているのですが、これってバッテリーボックス共通化とかできないんでしょうかね?

レリーズは本体側に比べると少し深めですが、重たすぎる訳ではありませんので、特に不都合はありませんが、違和感を覚える方もいるかもしれませんね。





コメントにてあきねこさんから情報をいただきました、ありがとうございます。

純正で同様の症状が出るかは不明ですが、折角なのでまとめさせてもらいます。



まず、バッテリーグリップには2種類のトレイがついてきます。

1個はEL-15用のトレイ。

もう一つは単三電池用のトレイです。


写真
写真 posted by (C)Dei



必要に応じてトレイをつけかえて、使いたいバッテリーまたは電池を使う事になります。

外出時に突然バッテリーがなくなった場合には単三電池が使える、というのが大きいアドバンテージでしょう。

さて、このバッテリーグリップのトレイにどのトレイをつけたかで挙動が違う事が判明しました。

コメントでもいただきましたが、バッテリー用のトレイを使った場合に差がでます。

以下にまとめます。



◎EL-15用トレイを使用の場合

@本体のバッテリーが残っている・グリップ内のバッテリーも残っている
>問題なく動作する

A本体のバッテリーが残っていない・グリップ内のバッテリーは残っている
>問題なく動作する

B本体のバッテリーが残っている・グリップ内のバッテリーは残っていない
>カメラ自体が動かない

C本体のバッテリーが残っている・グリップ内にトレイはセットしたが、バッテリーは入れていない
>カメラ自体が動かない


◎単三電池用バッテリーグリップ使用の場合
本体のバッテリー・グリップ内の単三電池残量、グリップ内単三電池未セットどの状態であっても電力が残っていれば動作する


と、なっています。


つまり、EL-15用のバッテリートレイを使っていると、グリップ内にバッテリー残量がないと動作してくれないという仕様のようです。

こうなると、グリップ内のバッテリーが切れ、本体内のバッテリーが残っている場合は動きません。


その場合には三つの対処があります。

一つは、バッテリーグリップ内のバッテリーを交換することです。
新品、つまり三個目のバッテリーが必要です。


二つ目は、本体に入っているバッテリーと、グリップ内バッテリーを交換する事です。
実は太鼓団体の撮影時に充電を忘れて、動かなくなり焦りましたが、これを実施して自分は助かりました。

三つ目は、バッテリーグリップを外す事です。
一番手間がかかりませんが、ウェイトとして使っていたり、縦位置撮影重視の場合は若干問題です。

このような手間はありますが、実際、800枚とっても1個のバッテリーも切れないので、そう簡単に交換はないんですけどね。



ついでですが、どちらのトレイを使っても、グリップ内に電力があれば、本体にバッテリーが入っていなくても動作します。

とりあえず、現状、あかねこさんと自分のみの2件だけの情報でしたが、ご参考になればと思います。


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タグ:カメラ nikon
posted by DaysDei at 08:45 | Comment(4) | TrackBack(0) | カメラ・ハードウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月27日

プリンタ互換インクについて

民生のプリンタを簡易印刷用に使っていますが、安い事を理由に互換インクを使ってみました。





純正が5000円ほどするので1/10ですが、要注意です。

まず、入れた直後とインクの残量が減る事で、インクの出が悪くなります。

予想ですが、少なくなるとダメなのは、インク自体が残量ではなくて、「噴出回数測定」で残量を図っているからかと思います。

つまり、内容量が上下してしまっている為、残容量が予定よりでなくなり、インクかすれが生まれているのだと思います。

インクの色も若干違いがあるのかと思います。

それ以上に、インクがでていないだろうというような色合いがでていたので、大きな原因はノズル不良かインク残量が元々少ないと予想できます。

なので、実際の内容量が7割くらい少ないと考えた方が安心できます。

どちらにしても、インクは純正が一番なんでしょうが。


加えて、プリンタを使うときは自動補正されてしまうと、インクの出の上下がわからなくなったり、画面に表示されている画と全然違う物になってしまいます。

そうなると手動で設定しないといけなくなり、色合いの上下をスライダーで自分で調整する事になります。

実際、今のプリンタ(エプソンEP-804)を調整するのに30枚くらい無駄な印刷をしてしまった感じです。


実際、写真を趣味にしている人なら一度、プリンタの手動調整はしてみるべきかもしれません。

自動だと全然違う色になってイライラする事もありますしね。



ちなみに、キタムラ等で使われている富士フィルムのプリンタは発色がほぼ原色通りにでてくれるので、とてもいいんですけどね。

1枚20円というなると、一回で100枚単位で印刷するので予算が余裕のオーバーです。

業務用プリンタが欲しい。


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タグ:カメラ
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2012年09月24日

AUでAndoroidからiPhoneに変えるときのアドレス移行

iPhone5発売でAndroidから乗り換える方が結構でてきました。

特にAU内では中々いらっしゃるようです。


最近あった話の中で、アドレス移行に失敗した人の話があったのでちょっとだけご説明。


AUでアドレス移行をする場合、AU-IDというのを取得し、Friends NoteというアプリからAU-IDのクラウド上にアドレスをバックアップします。

ソフトバンクではサーバーのアップロードはショップ等がやってくれるあたりが違いでしょうか。


そして、どうもiPhone5発売日に買った人がアドレス移行ができないという話がありました。

原因を調べてみると、Friends Noteというアプリに「バックアップ」という項目があるはずがなかったのですが、理由は簡単で、バックアップがあるのは最近のバージョンで、古いバージョンにはないそうです。

しかし、このアプリ、iPhoneを取りに行く前日、3日前くらいにダウンロードしたというのに、古いバージョンがきた、というのはAndroidマーケットの弱点の一個なのかもしれません。

逆に言えば、古いバージョンを入手できない、というのがiPhoneのストアの弱点なのかもしれません。


どちらにしても、バックアップが見つからない場合にはアップデートを実施してください。

アプリ等はなるべく最新がお薦めですね。


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タグ:iPhone
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2012年09月23日

今日は太鼓の団体さんの撮影

8月から、和太鼓団体さんの専属カメラマンとして活動してたりします。

割りと地区では有名なところらしく、某万博で演奏したことがある由緒正しい団体さんのようです。


そこの若大将と、副代表の方にとても気に入ってもらい、毎度お声がけいただけているので、時間があけば行くようにしている感じです。

そこの子供連中にも気に入られており、一部の子にはカメラを強奪される事もしばしばあったりしますが。



今日は、デイサービスセンターでのお祭りで演奏するとのことで、過去4度の中で最も暗い環境での撮影だった為、歩留まりが本当に悪くて泣きそうです。


実際、望遠側がF値が明るい方では70mmしかなく、全く足りていません・・・。


70-200くらいは欲しいところです。本当に。


実際、シャッタースピードは1/50程度までしか上がらない為、手ブレにも被写体ブレにも、更に、照明が2点左右しかないため、太鼓のバチで顔に影がとても入りやすく苦労しています。


まぁ、ほどほどの歩留まりでなんとか、立場だけは保てる程度はいけそうで安心ですが。


D800とD5100では全く歩留まり率が違うので、ここまで性能に違いがあるのか、と驚く始末です。



さて、何度ややっているため、演物をやる他の団体さんにもちょこっとづつ知られていたようで、今日は、踊りの団体さんから「太鼓の専属カメラマンさん」と言われ、ガチのプロかと思われてたらしく、踊りの団体さんの撮影もしましたが、その写真入りますか?と聞いたら、「おいくらなのでしょうか・・?」と心配そうに聞かれました。

アマチュアですから、もし印刷するなら安く材料費程度でお願いします(笑)

と爽やか笑顔で言ったらとても喜ばれたのが嬉しかったので、早めに整理して渡してあげたくなってしまいました。



プロカメラマン・・!

いい響きでした。


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タグ:カメラ
posted by DaysDei at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月20日

助けて土左衛門

※今回のお話には過激な内容が含まれていると思われます。「自殺」「死体」等のキーワードに弱い方等は閲覧なさらぬようご注意ください。




溺死体の事を土左衛門と言いますね。


水の中で亡くなったのにも関わらずなぜ「土」左衛門なのでしょうか?



この土左衛門という俗称は江戸時代発祥の言葉です。


あくる日、川で溺死体が揚がり、多数の見物人がでました。


お気の毒と合掌する人もいたことでしょう。

しかし、中には空気の読めない方がいるわけです。


見物人の一人が悪ふざけで「仏さん、土左衛門そっくりだぜぇ!wwwwww」

と、草を生やした事でしょう。



そう、実は水死体が「土左衛門」という人物に似ていたのです。

当時、大相撲はやはり、大きなスポーツとして人気のある競技でした。

もちろん、力士は今も昔も顔を覚えておいている人も多い訳ですが、けして、その水死体の顔が似ていた訳ではありません。

似ていたのはその「体質」です。


あえて言い直しますが、「体型」ではなく、「体質」だったようです。



そっくりと言われた土左衛門、四股名は「成瀬川土左衛門」という相撲取でした。

幕内力士であり、幕内とは現在で言えば、大相撲リーグ42強にノミネート、当時のルールはわかりませんが、大きく差はないと思います。

けして、笑われるような強さの力士ではありませんでしたが、他の力士とまた違った体質を持っていたのです。


それが「ブヨブヨの体型」です。

力士が太っていても筋肉質で、ぴっちりとした体質に見えるのに対して、成瀬川土左衛門は、ババロアのような、水餅のような、たれぱんだだったのです。


さて、その溺死体は土左衛門とそっくりのブヨブヨタレタレの太った人だったのでしょうか?



違います。


溺死体は浸透圧等の関係で体がふやけます。

ダレダレになったゴムのような体になってしまうのです。


その状態で、1日以上経てば腐敗ガスが発生しはじめます。

当然、人間の体は水分が多いですし、皮膚もあって、気密性がある程度あります。

つまり、体が膨らむのです。


膨らんで太ったようになって、その上、皮膚はでろでろのババロア。

その姿がまるで成瀬川土左衛門のように見えたのでしょう。


本当に似ていたのでしょう、現代にまで土左衛門の呼び名が残っているということは、余程話題になったのでしょう。


さて、その成瀬川土左衛門。

通常、四股名は引き継がれて行くものですが、ここまで流行ってしまった為、演技が悪かったのか、現在では使っている力士はいません。


もし、復活するようであれば、300年続く名前を残す力士になるかもしれませんね。





さて、当然なのですが、溺死は事故死も多いですが、自殺の方法としてもポピュラーな手法と思われています。

まず、自分の命を投げ出す行為そのものは許せるものではありません。

いかなる理由があっても是非とももがいて生きてもらいたいものです。


が、脅しとして入水自殺をした場合のお話をします。

そして、ツッコミが怖いので、「入水」という単語には、「水に入って自殺をする」という意味があるので、「入水自殺」と言ってしまうと、「頭痛が痛い」と似た意味になってしまいますのでご注意ください。



まず、溺死時は苦しいです。

意識が失われるまで、1分〜5分くらいあり、首吊りに比べて即死性が弱いです。

そして、上手く自殺できたとしても、土左衛門のように水ぶくれてブヨブヨで、尚且つ、水死体は人目につきやすく、晒し者になります。

ブヨブヨになったあなたが人の前に晒されてしまうのです。


もし、晒されないようにしたいのであれば、20kg以上、できれば50kg以上のオモリを仕込んで水に入ってみましょう。

20kg程度では溜まったガスの浮力で浮いてきます。


もちろん、50kを持って入水しようとするのも一苦労です。括りつける場所も重要です。

手足程度では腐食した部分が千切れ落ちて浮いてくるでしょう。


結構な確率で自力で入水を図れば、醜く変わり果てたあなたが人目につきます。


変わり果てた姿、とは言いますが、入水は家族すら見分けがつかないほど変わり果てます。

その姿は巨人のようだ、とも言われています。


警察の手間も大変です。

所有物等を調べて身元の確認も水中という環境から大事になります。

大迷惑ですね。

入水後、水中でついた傷は水によって膨張し、腐乱やバクテリア、魚類に侵食され、死亡原因の判明が困難になります。

判断するのも大変ですし、下手をすればあらぬ疑いがあなたの大事な人達にかかる場合もありえます。



脅し文句はいくらでもありますが、何より、命を大切にしてそういう考えに至らないように、至ってしまった場合、思いとどまれるようにし、できればそういう人を思いとどまらせてあげられればと思います。


んー、ちょっと怖い話になってしまいました。

気分を害した方もいらっしゃるかもしれません、どうぞご容赦ください。


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posted by DaysDei at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする