2012年05月31日

タムロンA007ニコン用発売

TAMRON
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007) [ニコン用]が6月2日から発売されます。

既にキャノン用は販売中で、高いコストパフォーマンスが評価されています。

若干の周辺減光があるようですが、それを加味してもいいコストパフォーマンスだと言われています。

自分が注目しているのはやはり手ぶれ補正でしょうか。

何より使う機会の多い標準ズームには手ぶれ補正はそうそうつかず、且つ、画素数の多いD800は些細なブレもハッキリと記録してしまいます。
それを考えると4段分の手ぶれ補正は強みでしょう。


そしこの手ぶれ補正は強力で、動画撮影時には弱いスタビライザーを使うくらいの効果があります。

そこを踏まえて自分には買いの一本です。

今日明日くらいで発売日購入か考えます。


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2012年05月30日

コンプレッサーを楽しむ

DTMをする上で欠かせないのがコンプレッサーというエフェクターです。

逆に言えば、コンプレッサーを使わずにミックスができるのかというくらい重要です。



コンプレッサーというエフェクターには使い方が多様すぎ、コンプレッサーとはこういう機能だ、と断定ができません。

逆に言えば、特定の事しかやったことがない人だと、コンプレッサーの使い道を誤解しかねません。

有名な使い道で言えば
・音量を揃える
・音を長く伸ばす

というのが有名かと思います。


コンプレッサーとは、意味を考えると圧縮機の事になります。
さて、この圧縮機とはどういう事なのでしょうか。

コンプレッサーの動作は単純で、設定した音量値を超えた時に、その音量にならないように、音量を圧縮して下げる事をします。
実際に信号そのものは大きいままなので、圧縮した時に音が壁になったような詰まった音がするのです。

さて、一個一個解決しておきます。

まず、前者の音量を揃える、というのは「一定値以上の信号を圧縮する」為、スピーカーから出る出力が上がりすぎない、という事です。

そうなれば、突然大きな音がしてしまうような演奏方法があったりする場合には、音量が安定し、楽曲との調和が取れる事があります。

特に、ベースの方がスラップ奏法をする際にはよく使われます。

スラップは音量のバラつきがどうしてもでやすいというのと、オクターブ奏法が多い為、高音は耳につきやすく、大きく聞こえやすいのが問題なので、それを揃えられるコンプレッサーは重要です。


そして、音を長く伸ばす、というのは間違いです。

コンプレッサーがかかっていても、音が長くなるわけではありません。

コンプレッサーを使い、このような感覚になるのは、圧縮をされているからです。

例えば、ギター長く音を伸ばした際に、弾いた直後と弾いてから少しした段階では音量が違いすぎるはずです。
そうなると、楽曲中であれば、周りに楽器が鳴っている為、一定の音量より小さい音量まで減衰してしまえば聞こえなくなってしまいます。

そんな状態でコンプレッサーをかけてみましょう。

コンプレッサーの圧縮値を大きく、リリースを長めに取る事にします。

そうすると、弾いた直後の音量が下がり、弾いた後しばらくした後との音量差がなくなります。

そうしたら、コンプレッサーのゲインでもアンプのボリュームでもあげてみてください。

ほぼずっと、一定音量で鳴っている状態になります。

これは、音が小さくなった時でも聞こえる音量にしたからです。
音が大きい内はコンプレッサーで音量が下がっているからスピーカーから爆音がしない、という事になります。

圧縮を強くかけ、リリースを伸ばせばかなり長く大きめの音量で伸ばせる事でしょう。

音量がバラつきがちなピッキングハーモニクス等では効果がでかいのではないでしょうか。



さて、コンプレッサーはこのような用途で良く使われますが、実際に重要なのはそこではありません。


コンプレッサーの最も自分が重要だと思って使っているのは、前後の位相です。

コンプレッサーを使う事で、楽器が遠くにあるのか近くにあるのか操作できるのです。


音は空気の振動なのですが、距離が遠くなると音が曇るように聞こえます。

これは、音が距離が離れるごとに音は重なったり透過率が代わり、減速したりします。

そうなると、新しい音も後ろから押してくるため、圧迫されます。


これを擬似的に再現できるのです。


ボリュームで音量を調整した場合には、音量の大小は調整できますが、音そのものの近い遠いは調整ができないのです。

その点、コンプレッサーは違います。

コンプレッサーを調整することで楽器の立ち位置の相対関係を作る事が可能になります。
そして、これを行う事で、ボーカル等目立たせたいパートを浮かび上がらせる事が可能になります。

イコライザーもそのうちやりたいですが、イコライザーとコンプレッサーは調整ではかかせません。


このコンプレッサーの音の前後関係の位置ですが、これはライブ等でも使えます。

音圧を上げる事もできれば、キーボードをやる自分では、モニターがボーカルとかぶりやすいので、コンプレッサーでの位相調整は必須だと思っています。


このように位相調整も重要ですが、もう1個、コンプレッサーには特殊な使い方があります。



それは、音色のウォーマーです。

コンプレッサーの多くは、若干の音色を変える効果があるのです。

効果が0であっても音質が変化します。


これがまたいいのです。

自分の好みのコンプレッサーを見つけると、ヘタなアナログウォーマー系のプラグインよりいい音になってくれます。

これはプラグインでも同様な場合が多いです。バイパス以外にすれば若干の音質の変調が得られる場合があります。

大体は微々たるものですが、旧世代の真空管タイプやそれをシミュレートしたものは結構差がでます。

是非、気になった方はコンプレッサーを漁ってみましょう。


スピーカー等機材の保護にもあってもいいものですしね。


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タグ:作曲 DTM
posted by DaysDei at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iPhoneから離れて写真を撮る

ご存知の方はご存知でしょうが、iPhoneのカメラは少し前からボリュームボタンでシャッターが切れますが、実は、これに連動して、純正だったり対応しているボリューム付きのイヤフォンでもシャッターが切れるようになっています。

これは結構便利です、iPhoneの重量であれば、固定するものはそこら中にありますしね。

通常、カメラの有線レリーズとかは結構高かったりしますが、iPhoneは買ったばっかりでも何も買い足さずにできてしまうのです。


こういう微妙な説明書にも書いていない仕様は多数iPhoneにはあります。


他にも、iPhoneに電話がかかってきた時には、スリープボタン(上部にあるボタン)を押す事ことで、着信音量を0+バイブレーターを止める事ができます。

こういうものを裏ワザと呼ぶべきなのか、ちゃんと表記すべきなのかというのは難しいですが、元々、APPLEはユーザー間のコミュニケーションで技術や情報を交換するスタンスがありますので、自分としては逆に面白くも感じます。

やはり、その文化に慣れていない方だと、それ相応に困る部分もあるので、一旦、そういう説明をもう少し大々的にいやるべきかな?と思ってしまいます。

今後のAPPLEはどういう方向になるんでしょうね。

WWDCでの発表が楽しみです。


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タグ:iPhone
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2012年05月29日

猫が永久に回転する法則

皆さんはこの動画をご存知ですか?





これは海外の栄養ドリンクのCMで、一時期大ヒットし、かなりのアクセスがあった動画です。


この動画を知っている方でも、内容の意味までわからないという方がいらっしゃったので、せっかくなので解説したいと思います。


まず、このCMは停電中で、助手とおもわれる人が手回しで発電し、扇風機等を回している状態から始まります。

その中で博士がバタートーストを食べようとするのですが、落としてしまいます。
しかも、毎回バターの面を下にして。

何度実験してもバターの面が下になります。


これはかの有名なマーフィーの法則と言われるものです。

可能性があるなら悪い方になる、というアレです。
実際はそういうものだけではないのですが、バターを塗ったトーストがバター面を下にして落ちるのはカーペットの金額に比例するという法則が今回の主役です。


バター面が何度も落ちる事を確認した博士は、次に猫を仰向けにして地面に落とします。

猫はしなやかさには定評があります。
余程ではない限り、足を地面にして着地します。

博士はそれを確認しました。



ここで矛盾が生まれました。

1.猫は確実に足を地面に向けて着地しようとする。
2.マーフィーの法則よりトーストはバター面を下にして落下する。

3.それでは、猫の足とトーストのバター面を背中合わせになるように接着し、地面に落としたらどうなるか。


これが今回のCMの内容です。


こうなると、地面に近づくにつれて、猫は地面に足を向けようとしますが、トーストも同時に地面にバター面を向けようとします。

それが地面に近づくにつれて作用が強くなります。

そして、その力が拮抗しすぎると、逃げ場がなくなり回転します。
地面に近づく毎に高速に。

そのうち、ジャイロ効果や浮力によって宙に浮いたまま高速回転するのです。


そして、その回転エネルギーは光速に近づく事で摩擦抵抗やらいろんな力(もちろん架空の想定なので謎ですが)によって静電気等の電磁気力が発生するのです。


博士は、その回転する猫とトーストを発電機に入れたところ、街中の電気が回復し、栄養ドリンクを楽しく飲めましたとさ、というお話です。


こう言った、2つのあり得る事が重なり、起き得ない事が起きたり、矛盾が平行線になった状態をパラドックスといいます。

これはバター猫のパラドックスとしてかなり有名です。

映画の題材にもされた事があります。

そして、理論上、回転する事は可能ともされています。

マーフィーの法則そのものがある程度冗談や経験則の法則であるのに可能とはこれいかに、と言うところですが。


このようなパラドックスが発生する要因には、片方または両方の基本的な要素や複合した際に発生する要素に誤りがある事が挙げられます。
または、考えた推論が間違っていたりする事もパラドックスを生みます。

バター猫では、当然、両者が「確実に足又はバター面を地面に向ける」という前提が間違っているのです。

これは日常でも良く生まれる話です。

仕事等で、上司と部下の言い合いや彼氏彼女の痴話喧嘩など、こういったものが平行線になりやすいとは思いませんか?

こういったものはある種、どちらかの前提が間違っていたり、または、両者とも本質を欠いている事が多いのです。
そして、自分の考えに囚われてしまい、相手の真意を正しく推論できていなかったりする訳です。

お互いがパラドックスにハマってしまっていると感じたら、まず、お互いで前提内容を良く確認してみましょう。
そして、相手がどういう事を考えて提案していたり、どういう事を自分の言動から感じているか真摯に推論してみましょう。

きっと、解決の手立てが見えるのではないでしょうか?


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2012年05月28日

無洗米を早く炊く生活の知恵

皆さん、お米食べていますか?

自分は好きな食べ物を挙げるなら、お米を1位にします。

もちろん、炊いたお米です。



さて、ここ最近は無洗米も品質が上がり、味の劣化がほとんど感じられなくなりました。

そもそも、無洗米は毎回、お米を研ぐときに落とす糠を削ぎとっているだけなので、劣化しようもないのですが、残った糠が臭いといわれていた時期も長ったのです。

今回はタイトル通り、お米を早く炊く方法です。


まず、普通のお米についてですが、お米を炊くまでの手順として、まず、お米を研ぎます。
平均3回ほどが多いのではないでしょうか?

そして、水を必要量入れて炊飯器で炊きあげるはずです。


早く炊く方法を先に言ってしまうと簡単です。


早炊きモード等が炊飯器にはあるはずです。

お湯で早炊きモードで炊いてしまうのです。


実は、一昔前だと、お湯でお米を炊くなんてとんでもないと言われていた時期がありました。

これは「お湯でお米を洗ってはいけない」の間違いなのです。


お米は水分が抜けた状態で保存されている為、洗う際に水を含ませると、その段階で水をお米内部に取り込みます。

このときにお湯を使うと、お米に入る水分量が増え、且つ、糠が良く溶けてしまう為、糠が内部に浸透し、お米に糠のニオイが入り込むのです。

今のようにお湯が簡単につくれる環境がない時代には、当然、水から炊くしかありませんでした。

水から炊く為の手順が後世に残っているだけなのです。


そして、現代には無洗米という糠が落とされたお米があるのです。

つまり、無洗米だと、水道の蛇口のお湯を注ぐか、又はポットからお湯を入れてしまえばいいのです。

自分は、手を入れて10秒ほどで手を入れていられなくなるくらいのお湯で炊いています。

そして、普通に水から早炊きモードでやるより柔らかいです。

生米の場合は、一度水で糠を落としてからお湯でやるといいでしょう。



しかし、これはまだまだなのです。

もっと早い方法があります。


それが、「IH鍋炊き」です。

普通のIHクッキングヒーターを使います。

自分は
こういうタイプのものを使っています。


さて、これに普通の厚みのあるステンレス系の片手鍋を用意します。



鍋に必要分お米を入れたら、米の表面より2cmほど高くなるようにお湯を注ぎます。

そうしたら、IHクッキングヒーターを強火でスタートします。
大体、2分から3分で沸騰してしまうはずです。

沸騰したらすぐに中火程度にし、1分置きに火力を1段階づつ下げます。

自分のは10段階ほどなので、4分ほどです。

その後は、保温モード等もあるので、保温モードの1個上の超弱火で5分もすれば出来上がります。

合計12〜13分です。

IHクッキングヒーターの火力や入れた米の量で調整は必要ですが、大体、最後の超弱火の時間調整程度で済みます。

そして、なれるとおこげを作る事も可能です。


注意点が、少し洗うのが大変になりやすい事でしょうか。

コーティングが炊飯器ほどではないのでこびりつきやすいですが、IH炊飯ジャーがオイシイように、実際にこれで作ってもかなり美味しく炊けます。
IHの特性上、中まで熱が通りやすいですからね。

何より早いのがいいですね。

自分はパックごはんを一切信頼していないので、こんなやり方で急いでいる日は作ってしまいます。


あくまでこういうやり方もあるぞ、という程度で思っていただければいいと思います。


簡単なのはやはり、温水で早炊きですね。


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