2012年04月26日

Aperture使い方講座 第2回〜インストールから使うまで〜

それでは、お楽しみAperture連載第2回です。

前回は理屈ばっかりで面白みがありませんでした。文字ばかりでしたし。

しかし、今回もインストールからと、面白みはありません。
ツールの使い方のレクチャーは大体、こういうものだと思います。

自分の思い通りに使えるようになってからがやっと楽しいものだと思います。


それでは、インストールをする前にですが、Mac APPStoreの残高、またはクレジットカードの有効期限がちゃんとあるか確認しておいてくださいね。

1、APPStoreを起動する

1APPStore
1APPStore posted by (C)Dei

Control+スペースキー等からSpotLightで「APP S」と入れると大体の方で一番上に検索されるはずです。
もちろん、アプリケーションからでもLaunchPadからでも構いませんのでAPP Storeを起動してください。


2、Apertureを起動する

APP Storeに入ると、右側に検索バーがありますので、何度もクリックして探すよりはこちらの方が手早いかと思います。
検索バーにApertureと入れて、検索結果からApertureのページに行きましょう。
2検索バー
2検索バー posted by (C)Dei


3、購入を押します。

心を決めて購入を押しましょう。

自分はすでに一度購入してしまっているので、「インストール」と表示されていますが、未購入であれば、6900円と販売額が表示されていると思います。

3Apertureページ
3Apertureページ posted by (C)Dei

後は通常のアプリの購入と一緒で、Storeのパスワードを入れましょう。
そうしたらインストールが始まります。

後はしばらく待つだけです。


4、しばらくすると、インストールが終わるので起動する
SpotLightで検索するもよし、アプリケーションフォルダ内でもLanchPadでも、といっても、Dockに自動で追加されていると思いますが、Apertureを起動しましょう。

アイコンはこちらです。
4Apertureアイコン
4Apertureアイコン posted by (C)Dei

5、起動直後に・・・
5起動直後
5起動直後 posted by (C)Dei

こんなメッセージウィンドウがでてくるはずです。しかし、自分は一度設定してあるので、若干違いますが、ほぼ一緒のはずです。
これは、写真の保存場所をどうするかという設定で、これでメインのHDDを選択すると、すぐにパンパンになってしまいます。
ここで、右下にある「新規作成」を押し、外付ハードディスクを選択しましょう。
どうも、調べたところだと、NAS等のネットワークハードディスクはエラーになるらしいので、USBやFireWireのハードディスクを選びましょう。
そこに、適当にフォルダを作る等して、名前は最初はデフォルトのままで構いませんので、適当にライブラリを作りましょう。
もし、このメッセージがでなかった方は、起動の後でも設定できますので、そこで行います。
起動後に、「ファイル」→「ライブラリを切り替える」→「その他/新規」で同じ画面に行けます。

6、その他聞かれるかも
ちょっとうろ覚えなのですが、位置情報を使いますか、と、カメラを接続した場合にApertureを使いますか、といった内容の質問がされる場合があります。

意外と位置情報は便利です。アップロード時に削除するなりするのが面倒ではない人で、且つ、旅行が多い方は位置情報は使用してもいいかもしれません。
しかし、GPS内蔵ではないカメラでは手動で設定するので、そこまで重要視しない方はしなくてもOKです。
任意だと思ってください。

カメラを接続した場合にApertureを使うかどうかは、是非そうしましょう。iPhotoも同時に使わないといけない人がいらっしゃるようでしたらその限りではありませんし、人によってはApertureで管理せず、Apertureは現像とレタッチのみという人もいるので、その場合にもまた違うとは思います。
そうではない方はそのままApertureを使ってしまうのが楽でしょう。

7、晴れて起動
6メインウィンドウ
6メインウィンドウ posted by (C)Dei

ということで、これがメイン画面になります。
画面の構成は追々やるとしまして、次に進みます。

8、iPhotoを使っていた方
iPhotoのライブラリをこちらに転送することができます。

「ファイル」→「読み込む」→「iPhotoライブラリ」でライブラリを選択すると、iPhotoの画像がそのままApertureで使えます。

これで、大体の環境はそろったようなものです。


多分、もっと細かい設定もいじれるのでしょうが、今のところ、大した不満がないので、いいかな、と思っています。
大量のデータを扱うアプリなので、マシンスペックによっては重たく感じるかもしれません。
特にメモリ周りが重要のようです。
どちにしても、もっと軽くなると幸せなんですけどね。使い勝手の良さは悪くないので、今のところ、いいかなと思っています。最近のMacだと軽いんでしょうかね。

次回は写真の取り込み方から実施していきたいと思います。


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posted by DaysDei at 22:14 | Comment(0) | Aperture | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WWBCとは

WWDC2012の開催が決定しました。
6月11日ということで盛り上がっていますね。

APPLEの製品が一般化するにつれて、このWWDCという名前をニュースサイトなどで大きく取り上げられるようになりました。

APPLEの何か、というのはなんとなくわかるでしょうが、せっかくなのでWWDCを説明したいと思います。


WWDCは「Worldwide Developers Conference(ワールドワイド デペロッパー カンファレンス)」の略です。

デベロッパーとつく通り、開発者向けイベントです。
しかし、その開発者向けイベントがここまで注目されるのは、歴代のWWDCは毎回、センセーショナルな発表があり、それは将来の一般ユーザーにも影響が大きいものになるからです。

iPhoneの発表もこのWWDCで行われました。

開発者向けといいつつも、新製品の発表会でもあるのです。


特に今回はiPhone5の発表があるのかが注目されており、且つ、MacとiOSの新ヴァージョンの発表があると言われています。

新型Macもありえます。Macも含めれば、今回の発表は大規模です。

iPhone5の発表は眉唾ですが、Macのシェアを伸ばす一因になることでしょう。


余談ですが、自分はAPPLEの開発者登録をしており、機密保持契約を承諾しています。

なので、WWDCも機密事項に該当すりので、参加しても、iTunesから閲覧しても口外できないことになっています。

公式に発表されたことへのコメント程度は許されるのでしょうが。



是非とも、皆さんも発表を楽しみにしていてくださいね。
センセーショナルなはじですから。


予想というより、希望として、ミドルタワーMacまたは、すべてのiMacが標準でSSD+HDDになる、デザイン刷新または追加!

こんなところで、1ヶ月半楽しみにしたいと思います。


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posted by DaysDei at 12:19 | Comment(0) | Mac | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月25日

天は人の上に人を作らない雑学

天は人の上に人を作らず。

福沢諭吉で有名な一万円札さんのお言葉です。


・・・あまりボケても自分に合いませんね。


さて、このお言葉を間違って覚えている方が意外と多いようです。
指摘されているウェブサイト等もありますが、せっかくなので自分もお話させていただきたいと思います。

この有名な言葉は、「学問のすゝめ」という書物の冒頭にでてくる一文です。
そして、最初から違うのです。

正式に書くと、
天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らずと云えり

という一文なのです。


さて、「云えり」とついただけですが、これで何が変わるのでしょうか。


多くの方がこの「天は人の上に人を造らず」を「人はすべて平等です。」と勘違いをされています。

え、平等じゃないか、と思う方もいますが、実際は違います。

そして、この云えり、とついた事で、この文は

「天は人の上に人を造らないとは言うんだが・・・。」

と言った意味になります。


つまり、続きがあるのです。


次の一文はこうあります。

されば天より人を生ずるには,万人は万人皆同じ位にして,生れながら貴賤上下の差別なく,万物の霊たる身と心との働を以て,天地の間にあるよろずの物を資り,以て衣食住の用を達し,自由自在,互に人の妨をなさずして,各安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。


要約してしまえば、「人はすべて平等であり、差別なく自由に且つ、安寧の中に生きるという趣旨である。」と、「天は人の上に人を造らず」の一文を説明しています。


さて、ここは問題ないでしょう。

問題は次です。

されども今広くこの人間世界を見渡すに,かしこき人あり,おろかなる人あり,貧しきもあり,富めるもあり,貴人もあり,下人もありて,その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。


見ればこれは特に要約の必要のないほど明快です。


「世間には、金持ちも貧乏もいれば、貴族も奴隷もいる、その様子は雲泥の差だが、どうしてそうなのか。」
そんな要約になります。
かなり適当ですが、こんな意味です。


そして、その続きはこう続きます。


その次第甚だ明なり。実語教に,人学ばざれば智なし,智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は,学ぶと学ばざるとに由て出来るものなり。

要約します。
「その違いは明快だ。儒教(実際は違いますが)には、「知識がなければ愚人と言われる」つまり、賢人と愚人の差は、学んだか学ばなかった以外に差はない。」

と、繋がっていくのです。


この後も、肉体労働を行うものは愚人とされ、頭を使う仕事をする人は尊く思われる、等、現実を重視した言葉を、現実的な差別を言い続けるのです。

そして、他にも、中国の脅威等近隣諸国との情勢的な緊張感等も同時に説き、国を守る論にも発展します。


見ての通り、この「学問のすゝめ」という書物は「人には上下があり、少しでも良く生きる為に勉強をなさい」という事を小さな枠組みから大きな枠組に至るまでわかりやすく伝えているのです。

この「学問のすゝめ」は大ヒットしたのです。
実は、この書物がヒットした理由の一個は、学ぶ自由が明治に発生した事もありますが、もっと大きな理由として「一般人の識字能力で読めた」ことです。

実は、当時の新聞は、言い回し等も含め、一般人には読みにくいものでした。
新聞は貴族の読み物でもあったのです。
瓦版と新聞は別物だったようです。

ある意味、「学問のすゝめ」は、日本の学力を上げる礎にもなりましたし、複雑な体系をしていた日本語をわかりやすく統一していくう上での躍起にもなりました。

※日本は平民が文字を覚えると、貴族が文字や言い回しを複雑化して使いにくくしていた経緯があったようです。


さて、この学問のすゝめですが、結構な特殊な本です。

この本は、言うなれば「同人誌」です。

そして、この本は、自販で30万部、最終的に350万部は見られたそうです。

加えると、当時の日本の人口は、3500万人から、最終編纂時期では4000万人前後。
10人に1人近い日本人が読み、学問というものに憧れを抱いたのです。

その後の日本は歴史で学んだ通りでしょう。
列強に方を並べるまでに育った訳です。


そして、この350万部のベストセラーは、一冊あたり銀3匁ほどです。
匁は金属の重量に為替と言えばいいのでしょうか。
慶応義塾大学のQAでは3匁とだけ書かれていますが、明治は匁のレートが少し上下しましたので、ハッキリとはいえませんが、おおよそ、現代の金額になおして「700円台〜1000円台」ほどになると思います。

高い方で見て、1000円として350万部=35億円相当のお金が「学問のすゝめ」には動いたという事になります。

福沢諭吉先生は、学問の神様でもあり、日本で最も成功した同人作家でもあるのです。


さて、この諭吉先生、日本では珍しく、死後、お墓の移転をした際に、ほぼ完全な屍蝋状態で掘り起こされたそうです。
偶然が重ならないと中々発生しないので、ここでも、人物としての凄さを感じてしまいます。

屍蝋は人によってはショッキングなものなので、お調べするかは皆様にお任せします。


そんな福沢諭吉先生が「学問のすゝめ」を書いてから1世紀半近く経ち、今ではゆとり教育といわれ、更には、人は平等ですよ、と誤った知識を教えられている現代人。

皆様にも、「学問のすゝめ」をおすすめします。

割りと、現代日本と変わらない情勢が見え隠れしていたりします。
何を感じるかは皆様次第ですが、日本人の転機の一つとなった作品です。

是非是非お薦めします。

青空文庫にもありますが、古い文体なので読みにくいという方が大多数だと思います。

現代訳版等も多数でていますので、探してみてはいかがでしょうか?

自分は、iPhoneの中に船中八策(大阪維新の会でなく、坂本龍馬の方です)と一緒に常に携帯しています。

Amazonのリンクにある訳版を立ち読みしてみてください。目次が長いですが・・本文の序盤が見れますが、絶対読みたくなると思います。

本当に、一度は読んで欲しい作品です。





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posted by DaysDei at 23:13 | Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生卵を飲む雑学

ロッキーのテーマ流れると不意に頭に浮かびますよね、生卵一気飲み。

卵かけご飯もそうですが、生卵を食べる習慣は世界には稀です。
ロッキーは、栄養をとっているだけに私たちからは見えるのですが、海外の人はきと、クレイジーに必死な姿だと感じるのではないでしょうか。


さて、この生卵ですが、スーパーなどで一般販売しているもので、生食可能なものが売っているのは日本だけと言ってもいいそうです。


しかし、生卵はスーパーでは冷蔵もされず積み上げています。
これは安全なのでしょうか?


実は、卵は冷蔵してからの方が危険なのです。

卵が冷えてから温まると、結露が発生します。冷たいものに水滴がつくアレです。


この水滴は内部にも発生するのですが、この水分が食中毒の王様とも言えるサルモネラ菌などを増やす原因になるそうです。

当然、冷蔵庫で管理し続ければ問題ありません。
一度冷やしたものを常温に戻して放置するのが危険なのです。



そういうわけで、卵を買う時には水滴のついていないものを選びましょう。




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posted by DaysDei at 12:26 | Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月24日

滑舌がいいなんてない雑学

どこぞで拾ってきたムダ知識を披露する雑学コーナー。

全くもって意味のわからないブログですね。



滑舌がいい、滑舌が悪い、という言葉をもちろん、聞いたことがあるとは思います。

さて、滑舌がいいなんてない、と表題で言ってしまいました。
どういう事でしょうか。


実は、最近は増えてるので驚いたのですが、自分が学生時代は、5種類辞書があれば、4つには「滑舌」という言葉は載っていませんでした。

実は、「滑舌」という言葉は所謂、業界用語なのです。

いつの間にか浸透し、辞書に乗らない現代用語として一定の地位を得たのです。

そのため、最近はふつうに辞書に載っていますが、もし、古い辞書をお持ちの方で、滑舌が載っていないとなれば、時代を感じれるのではないでしょうか?

そういう訳で、滑舌が良いという言葉は辞書にはない、という雑学でした。

もう一度言いますが、最近の辞書はあるので驚いた、というお話です。



ちなみに、自分は滑舌が昔、とても悪かったのですが、サラリーマンになった後、滑舌を直す為にトレーニングを積んだ事があります。

人前に出て色々発表したり、納得させたりするのは色々大変ですが、確かに「人を納得させる」という意味で、内容以上に話し方や声、滑舌が大事だったりする事は往々にしてあります。

仕事以外でも、ある程度仲良くなるまでは話し方に気を使ったりするでしょう。


人とコミュニケーションを取るのは一生続きますし、一度はトレーニングをしてみてはどうでしょうか?

自分は、2〜3冊、話し方の本や滑舌トレーニングの本を買い、且つ、毎日の出来事を友達に話したり、聞いたことを誰かに話して練習していました。

最後は伝えようと思う気持ちが一番ですので、それを相手に一番伝わる方法を是非、トレーニングしてみてはどうでしょうか?




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タグ:雑学
posted by DaysDei at 23:56 | Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする